「救急時医療情報閲覧機能」について
医療機関※において、令和6年10月運用開始予定の「救急時医療情報閲覧機能」を利用するためには、二要素認証の実施が前提とされました。
※主に救急患者を受け入れる一次救急~三次救急告示病院及び病院を対象
救急患者に対する迅速かつ的確で効率的な治療を更に推進するという観点から、「救急時医療情報閲覧機能」が導入されます。
救急時医療情報閲覧機能を有している医療機関は、患者の生命、身体の保護のために必要な場合、患者の同意取得が困難な場合でも、レセプト情報に基づく医療情報等が閲覧できるようになります。
この「救急時医療情報閲覧機能」を利用する医療機関は、セキュリティの観点より閲覧者は電子カルテのアクセス制限として二要素認証を実施しなければいけません。
尚、令和6年度の診療報酬改定により、総合入院体制加算・急性期充実体制加算・救命救急入院料の要件に、救急時医療情報閲覧機能の導入が施設基準に追加される見通しです。
詳しくは、厚生労働省の下記資料でご確認下さい。
https://warp.da.ndl.go.jp/collections/content/info:ndljp/pid/13123205/www.mhlw.go.jp/content/10200000/001172776.pdf